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  ホーム Sプリ 活用事例 「学校応援団」が児童を支え、ともに成長していく (東京都杉並区立方南小学校) 学校支援本部の役割分担@

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活用事例





杉並区立方南小学校:スクールデータ、土曜チャレンジスクール資料(PDF)


学校支援本部の役割分担@「おもしろ算数授業」
 

学校支援本部の成り立ちについてお聞かせください。

杉並区内全ての小中学校に対して「学校支援本部」が完全設置されたのが3年前です。方南小学校は最終年度に設立されましたので後発になります。活動は3年前からになりますね。区内どの学校も同じですが、基本理念としては学校と児童と学校の運営を地域の人々、学生、OB、同窓生など学校外部の人を学校に取り込むことで支援する。学校が安全で安心した環境下で目指す教育を有効的に行える。その応援団としてどの学校内でも設立されているのだと思います。

まず、本校本部は先行して行っている学校を見学したり参考にさせて貰ううちに、自分たちには何が出来るだろうか、と考えました。その中で一番初めにスタートしたのものが「土曜チャレンジスクール」の「算数サポート」です。その後に書道教室を始めました。その後土曜日学校として剣道、クラシックバレー体験教室などスポーツを通しての体験型などをやっています。それから漢字検定、数学検定、今年度からは書写検定にまで広がってきています。

 

なぜ算数サポートからだったのですか?

「算数って躓いてしまう子が多いよね。」という意見が出ました。折角始めるのなら、「やらされる算数」ではなくて、まず自分たちも楽しいと思える算数を目指そう!算数ってこんなに面白いんだよ!と子どもたちに教えてあげたい、というのが最初のコンセプトでした。「考える算数」をどのように展開しようか、と考えて「おもしろ算数授業」を始めました。ただ学力の定着も図りたかったので、児童数検の問題などをもとにプリントを毎回作成していました。何かいい問題集などがあったらいいね、と1年間は模索をしていましたが、昨年度学校長より「Sプリ」というプリントシステムがあるよ、と紹介されたのがきっかけです。
「Sプリ」は学年ごと、単元ごとに細分化されていることと、児童の学習意欲、習熟状況によってプリントの選択が出来ます。この点が支援本部の中でいいね、という事になり、3か月の試行期間を経て導入してみようという決定に至りました。
支援本部としては、子どもたちがまず分かる単元からスタートして、徐々に挑戦分野に入っていくという流れにしています。ですから子どもたちは「できた!」から始められ自分で進めていくことができます。

 

スタッフの方々の反応はどうでしょうか?

本校の支援本部は役割分担がとてもはっきりしています。「おもしろ算数」を考えて子どもに教えるスタッフ、「Sプリ」の採点と躓いている子どもの指導、サポートに当るスタッフとうまくバランスが取れていると思います。児童による自己採点まで出来ればよいと思いますが、現在はスタッフによる採点を行っています。そちらの負担の軽減もこれから考えていきたいと思いますね。子どもたちによる完全な自習体制は今まだ取れていないので…。

 

学校支援本部が目指すところとは?

学校支援本部が本来やるべき活動としては、もっと教育課程内に踏み込んだ支援を目指したいですね。そこに至るまでの力をスタッフ、学校支援本部自体が付けなくてはいけないと思って3年間取り組んできました。逆に言えばそれが学校にとって押しつけがましくならないように気をつけなくては…と思います。学校側に「ここまで支援本部がやってくれるようになったんだな」と信頼感を持ってもらえるようになりたいし「ここまでは(支援本部で)応えられますよ、出来ますよ」とお互いに情報交換をしながら活動していくことが大事かなと思っています。ですからこちらが「やりたいこと」よりも学校が「やってほしい」と思うことの幅が広がってきていますので、そこに応えられるだけの力をつけてグレードアップできるように、新しいスタッフを呼び込みながら活動していきたいと思っています。

 
 
杉並区立方南小学校・支援本部と「土曜チャレンジスクール」について、ご担当されるサポーターの方々に詳しくお話しいただきました。
学校支援本部について(本部長:大嶋正人さん) おもしろ算数授業。藤崎順一さん(左)、内山晴雄さん 「Sプリ」プリント学習。山下翔平さん(左)、片野遼さん